「紡績の光」2020年度中国紡績連合科学技術賞の審査が終了

9月17～20日、「紡績の光」2020年度中国紡績工業連合会科学技術賞審査会が無錫で開催された。

中国紡績工業連合会の李陵申副会長、中国紡績工業連合会科学技術発展部の彭燕麗主任、紡績の光科学技術教育基金会の葉志民理事長、中国工程院の孫晋良院士、兪建勇氏、陳文興氏、中国科学院の朱美芳院士、および全国の高等学校、科学研究院所、審査会には企業や業界協会などの専門家や代表ら70人余りが参加した。今回の会議は中国紡績工業連合会科学技術奨励弁公室によって組織された。

昨年から、国家の科学技術奨励制度改革深化の全体的な要求に基づき、中国紡績工業連合会科学技術賞は科学技術進歩賞を留保した上で、技術発明賞と特別貢献賞（桑麻学者）を増設し、奨励等級を調整した。その中で、技術発明賞と科学技術進歩賞の2つの賞種は、1等賞、2等賞の2つの等級を設置し、特別貢献賞（桑麻学者）の選考は毎年4人を超えない。

技術発明賞は紡績関連の科学技術と生産活動の中で、科学技術知識を用いて製品、技術、材料及びシステムなどの発明創造を行い、経済、社会の発展と国家の安全保障に貢献した個人と単位に授与される。科学技術進歩賞は、技術研究、技術開発、技術革新、先進科学技術の応用成果の普及、ハイテク産業化の促進、および重大な科学技術プロジェクト、計画プロジェクトの完成などの面で際立った貢献をした個人と部門に授与される。

今年、技術発明賞と科学技術進歩賞の申告項目175件を受け取った。形式審査を経て合格した168項目はネットワーク審査に入った。ネットワーク審査は申告項目の専門分布に基づいて、紡績1組、紡績2組、化学繊維組、産業用組、染色組、機械組、自動化と計器組、基準と検査組、ソフト科学組の9つの専門グループに分けられ、同時に奨励事務室は70人以上の専門家を選抜し、専門組によって奨励範囲を参照して項目を初歩的に審査した。

今回の審査会は、ネット評価を通過した項目を再評価するものだ。奨励弁公室は再び専門家を選抜して会に出席し、ネット評価結果を再審し、その結果を科学技術賞審査委員会に提出して審議採決した。今年の審査委員会は孫晋良、兪建勇、陳文興、朱美芳及び各専門グループの専門家代表など23人で構成された。一等賞に推薦された候補プロジェクトの主な完成単位は、会議の現場に代表を派遣して答弁することを要求した。審査の公平、公正、透明、規範を保証し、監督しやすくするため、会議は紡績の光科学技術教育基金会の指導者、メディア代表を招待して参加させた。

李陵申氏は一等賞候補プロジェクトの現場答弁を傍聴し、審査会の総括発言の中で、今年の審査プロジェクトのレベルは高く、来年の国家科学技術賞の審査に良い基礎を築いたと指摘した。一部のプロジェクトは「首締め」問題を解決し、一部は私たちの短板を補い、これは業界の科学技術進歩に促進作用を果たした。

李陵申氏は、現在の国際情勢は業界の科学技術活動に対してより高い要求を提出し、技術導入吸収の限界効果は徐々に低下し、発展途上国の学習コストは増大し、技術上の「ネック」は業界の科学技術革新に挑戦をもたらしていると強調した。先日、習近平総書記は科学者精神を提出した：祖国を胸に抱き、人民に奉仕する愛国精神、勇敢に高峰を登り、大胆に人の先頭に立つ革新精神、真理を追求し、厳格に学問を治める真実を求める精神、名利に淡泊で、研究に没頭する献身精神、知恵を集めて難関を攻略し、団結協力する協同精神、甘んじて階段を上り、後学の育成精神を奨励する。これも業界の科学技術者に対する要求である。業界は「第14次5カ年計画」の中で科学技術の仕事に対する要求は9文字の「重点を押さえ、短板を補い、強弱項目を補う」があり、業界の科学技術革新に新たな突破があることを望んでいる。

今回の審査提案授賞プロジェクトと等級リストは近いうちに公示されることが分かった。